2016年6月14日火曜日

北海道の端午の節句は粽や柏餅ではなく、べこ餅でしょう

北海道の端午の節句の時期に食べるものの中で一番の特徴があるのが、べこ餅でしょうか。
東北地方の一部にもべこ餅という名称のものがありますが、形状などが微妙に異なるようです。

関東ではおおむね、柏餅。関西では粽というイメージがあります。

べこ餅と言えば、葉っぱのような形でツートンカラーなのが特徴で、味的にはすあまに近い感じがします。

原料は米粉と砂糖。形は道内でも色々なバラエティがあるようです。なぜにべこ餅なのかというのは諸説あるようで、二色で牛模様だからなど、牛に関する説が有力のようです。




もち処 一久 大福堂


札幌駅前にある大丸百貨店で一番行列してべこ餅が売れていた店舗です。
本店は旭川市で、創業は1924年からの老舗です。



こちらのべこ餅は米粉ではなく、上新粉を使っております。また、黒い部分には沖縄産黒糖をつかっているのがこだわりだそうです。
口当たりがとっても柔らかいので、食べやすいです。

パッケージなどもとってもカワイイ感じです。



米菓工房 優月


優月は福祉事業を行っている「有限会社 優美」の関連会社だそうです。

こちらのべこ餅は、米粉と砂糖を使って作られています。
最近のべこ餅は柔らかさを保全するために、上新粉などの混ぜ物を入れる場合が多くなりましたが、ここは昔からの伝統を守り、米粉のみを使っています。

そのお米も、北海道深川産の「ふっくりんこ」(うるち米)、北海道深川産の「風の粉」もしくは「白鳥米」(もち米)をブレンドしているそうです。

こちらが標準的な白黒タイプのべこ餅です。
職人の方が、手作業で成形等をしているので、複雑な形状になっています。


そのため、時間が経つととっても硬いべこ餅になってしまいます。
堅くなった場合は、オーブントースターで温めて食べるように、ガイドの冊子も付いています。


標準的なべこ餅以外に、栗の形をしたべこ餅もあります。


白黒以外に、蓬を使ったヨモギべこ餅もあります。
蓬を切り刻んで、米粉に混ぜたものです。
今回購入はしませんでしたが、白砂糖ベースの彩べこ餅、南瓜を練りこんだ南瓜べこ餅なども人気だそうです。