朝食も同じ一心居で頂くことができます。
おそらく、メニューからすると朝食の一番のご馳走が、御釜で炊いたご飯になります。
という事で、ご飯以外はご飯を美味しく頂くためのおかずというラインナップです。
まず、お目覚めのためなのか、柚子の相当酸っぱいジュースが供されます。
御飯は持つのがとっても、つらそうな重厚感あるお釜に入ってきます。
このお釜で炊いたのが、蓋の周りを見て、すぐに分かります。
艶艶のご飯が少なくとも2杯以上は食べられるくらいの分量が入っています。
御飯は真っ白で、ご飯だけ食べても美味しい仕上がりでした。
おかずはおばんざいのように複数の小皿で供されます。
朝食の定番おかずと言えば、やはり、玉子焼きと焼き魚でしょうか。
色々なおかずの真ん中に王者のように大皿で鎮座しておりました。
夕食もそうでしたが、焼魚は品がある仕上がりになっていました。
小皿のおはんざいには、カボチャやホウレンソウ、そして数々のお漬物があります。
カボチャなどは皮をむいてあったりと、朝食でも上品な作りをしていました。
今回はお正月に近いという事もあって、お雑煮が付きました。
普段は食べたことのない、白みそのお雑煮です。
京都で初めて食べてから、お気に入りのお雑煮になりました。